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【2025年最新】まだ使う?使わない?現場で感じるjQueryのリアルな立ち位置

こんにちは。フロントエンドエンジニアの田中です。

最近「えっ、まだjQuery使ってるんですか?」なんて言われることが増えました(笑)。 React や Vue、Svelte のようなモダンなフレームワーク全盛の時代。確かに技術的にはもう jQuery を使わずに済む場面も多いです。

でも正直なところ、現場レベルでは“まだまだ普通に使ってる”のが現実だったりします。


✔ jQueryは2024年末にv3.7.1へ。安定性重視の更新

去年の年末、ひっそりと v3.7.1 がリリースされました。 正直言うと「あ、まだメンテされてるんだ」ってちょっと安心しました(笑)。

  • イベント処理の最適化
  • XSSへのセキュリティ対策
  • 古いブラウザ対応コードの見直し

新機能がバンバン追加されるようなライブラリじゃないですが、“壊さずに生き残る”感じがむしろありがたいです。


✔ 現場ではこんなところで活躍中

僕の周りの現場でも、次のようなケースで jQuery がしっかり使われてます。

  1. WordPressテーマ・プラグインの保守対応
    WordPress界隈は今でも jQuery が標準装備みたいなもの。テーマやプラグインの修正時に $('.target').slideUp() って書ける安心感は大きいです。
  2. アコーディオン・モーダルなど軽いUI
    アニメーションライブラリを入れるほどじゃない場面では、jQueryの手軽さがちょうどいい。
  3. 納期が短い小規模サイト
    1ページもののLPやプロトタイプ。React を使うまでもなく、jQuery でさっと組んだ方が早いことも。

⚠ 「なんでも jQuery」はもうNGな時代

とはいえ、なんでもかんでも jQuery に頼るのはそろそろやめた方がいいです。

  • SPAや動的ルーティングが必要な案件では不向き
  • 古いjQueryプラグインはセキュリティ的に不安
  • 後から読む人にとって負担になるコードもある

僕も最近は「最初は jQuery で組んで、安定したらVanilla JSに置き換える」みたいな運用が多くなってきました。


🤔 結局、jQueryってもう使わない方がいいの?

僕の答えは「必要な場面では迷わず使う。でも、新規開発には慎重に」です。

React で構築していても、「ここだけは jQuery の方が速いし確実」と判断して入れることもあります。 要は “ちゃんと理由を持って選ぶ”ことが大事だと思っています。


💡 まとめ

  • jQueryは今でも現場で使われている
  • WordPressや小規模開発では重宝される
  • でも“何でもjQuery”は卒業のタイミング
  • 目的に合った選択ができるエンジニアが強い